24: ◆4P.KmW/GlSvm[saga sage]
2014/12/02(火) 00:45:43.96 ID:xTsrUISn0
さやか「毎度毎度、倒れるぐらいなら無理して学校に来るなっての……聞いてる?悪魔」
さやか(背中のあいつは寝息を立てている。いろんな意味で鉄壁のほむらも、こうなると無防備だ)
さやか「はぁ〜、何やってるんだろ、あたし。まどかに近付けない為に、あんたを助けてるなんてさ」
さやか(まどかに近付かないほむら、まどかに近付けないあたし)
さやか(まぁ、自然とこうなるわけよね)
保健室
さやか「失礼します」
さやか(先生は不在。何でほむらを連れてくる時に限っていないのよ……)
さやか「はぁ、ベッドは空いてるわね。降ろすよほむら」
さやか「布団を掛けてと……」
ほむら「……」スゥスゥ
さやか(こうしてじっくり観察すると、ほむらは壊れもののようにみえる。割れたらもう二度と元に戻せないガラス細工のような……)ジッ
カララッ
さやか「」ビクッ
保健医「あら、誰かいるの?」
さやか「あ、はい。クラスメイトが倒れてベッドに寝かせていただきました」
保健医「えっ、大丈夫なの?」ツカツカ
さやか「今朝から具合が悪そうでしたが、いつもあまり寝てないそうです」
保健医「てっ、美樹さんに暁美さんじゃない……、前にも言ったけど夜更かしはだめよ」ホッ
さやか(あたしに言われても……)
保健医「寝不足みたいね。暁美さんは寝かせておくから美樹さんはもう教室に戻りなさい」
さやか「あっはい、失礼しましたー」
さやか(……すっかり顔を覚えられてるし)トホホ
62Res/41.28 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。