過去ログ - ウェイター「俺は勇者じゃないんだけども」 女兵士「貴様は勇者だよ」
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2014/12/04(木) 01:01:29.81 ID:h1R3RXYAO
ただ、彼が気になったのは勇者がわからないと言った、その意味だ。多かれ少なかれ、何らかの勇者の話は聞いたりするものだ。
女兵士の振る舞いは、給仕をやっていたウェイターからすると、なかなか高貴な家柄の人間だと見ていた。だから、それなりの教養を持つであろう彼女が、ありきたりな存在にわからないと言ったことが、どこか納得が出来ないものだった。
女兵士「村に着いたな、今日はここに泊まろう」
以下略
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2014/12/04(木) 01:02:09.23 ID:h1R3RXYAO
とりあえずここまで
26
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2014/12/04(木) 07:59:36.66 ID:4ThB/AkJO
楽しみだ
27
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2014/12/04(木) 16:00:47.11 ID:h1R3RXYAO
>>26
ありがとう。期待だけはしちゃあかんよ
28
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2014/12/04(木) 16:31:14.97 ID:h1R3RXYAO
宿、というにはやや広い一軒家の一部を、旅人に貸し出しているような場所に一泊することになった。
路銀の関係でウェイターと女兵士は同室に泊まる。
ウェイター「いいのか?」
以下略
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2014/12/04(木) 17:02:42.59 ID:twuw4bsAO
面白い
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2014/12/04(木) 17:17:02.44 ID:h1R3RXYAO
>>29
ありがとう
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2014/12/04(木) 17:37:57.44 ID:h1R3RXYAO
この状況になり、ウェイターはある事実に気付く。今自分が異性と一緒に旅へ出ていることに。
すぐ終わるような旅ではない。長らく一緒にいることなる、相棒という存在だと思う相手を、ウェイターはあらためて見る。
鉄の胸当てと鍔付き顔が出る兜を身に付け、武器はショートソードと小型で真ん中に半球体の鉄がついた盾を持っている。
以下略
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2014/12/04(木) 18:43:07.17 ID:h1R3RXYAO
その頭巾を外すと、まとめられた髪が見え、髪留めを外すとウェーブした銀色の長髪が肩に落ちる。
顔立ちは冷たく映えるが、美しく見える。どこか儚さのような脆さも兼ねた美貌だ。背丈も一般女性から見て高く、体つきは流れるようなスレンダーなものだ。
女兵士「…どうした?」
以下略
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2014/12/04(木) 18:52:28.49 ID:h1R3RXYAO
女兵士「夕餉も提供してくれるとのことだ。貴様も荷物を降ろして、早く来い」
ウェイター「あ、あぁ、わかった」
少しだけ、女兵士は首を傾げたような動作をした後、何も言わずに部屋を出て行く。
以下略
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2014/12/04(木) 18:58:13.79 ID:h1R3RXYAO
ウェイター「先に食べていて良かったんだけど」
女兵士「そんな無礼な真似はできない」
キッパリと、当然であるように女兵士に言われ、ウェイターはそれ以上の言葉が出なかった。
以下略
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