過去ログ - ウェイター「俺は勇者じゃないんだけども」 女兵士「貴様は勇者だよ」
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29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/04(木) 17:02:42.59 ID:twuw4bsAO
面白い


30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/12/04(木) 17:17:02.44 ID:h1R3RXYAO
>>29
ありがとう


31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/04(木) 17:37:57.44 ID:h1R3RXYAO
この状況になり、ウェイターはある事実に気付く。今自分が異性と一緒に旅へ出ていることに。

すぐ終わるような旅ではない。長らく一緒にいることなる、相棒という存在だと思う相手を、ウェイターはあらためて見る。

鉄の胸当てと鍔付き顔が出る兜を身に付け、武器はショートソードと小型で真ん中に半球体の鉄がついた盾を持っている。
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/04(木) 18:43:07.17 ID:h1R3RXYAO
その頭巾を外すと、まとめられた髪が見え、髪留めを外すとウェーブした銀色の長髪が肩に落ちる。

顔立ちは冷たく映えるが、美しく見える。どこか儚さのような脆さも兼ねた美貌だ。背丈も一般女性から見て高く、体つきは流れるようなスレンダーなものだ。

女兵士「…どうした?」
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/04(木) 18:52:28.49 ID:h1R3RXYAO
女兵士「夕餉も提供してくれるとのことだ。貴様も荷物を降ろして、早く来い」

ウェイター「あ、あぁ、わかった」

少しだけ、女兵士は首を傾げたような動作をした後、何も言わずに部屋を出て行く。
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/04(木) 18:58:13.79 ID:h1R3RXYAO
ウェイター「先に食べていて良かったんだけど」

女兵士「そんな無礼な真似はできない」

キッパリと、当然であるように女兵士に言われ、ウェイターはそれ以上の言葉が出なかった。
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/04(木) 19:09:40.67 ID:h1R3RXYAO
食事が終わった後、女兵士は軽い酒を、ウェイターは茶を嗜んでいた。

女兵士「貴様は呑(や)らないのか」

ウェイター「普段、酒は呑まないんだよ」
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/04(木) 19:18:58.44 ID:h1R3RXYAO
部屋に戻っても、当然沈黙は続いていて、ウェイターはやり場のない焦りと言うべきものを感じている。

この静かな空気を変える必要はない、そもそもそれを変えるのであれば、何らかの会話が必要だが、怒りでまともな会話もなくここまできたのに、何を話せばいいというのか。彼は考えあぐねていた。

女兵士「そろそろ夜も深い、明日に備えてもう眠りにつこう」
以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/12/04(木) 19:19:40.89 ID:h1R3RXYAO
とりあえずここまで


38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/04(木) 21:27:24.65 ID:SYCcphtkO
乙!


39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/05(金) 02:09:38.68 ID:Ot5vt9uSO
最初で勇者カタストロフ思い出した


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