過去ログ - ウェイター「俺は勇者じゃないんだけども」 女兵士「貴様は勇者だよ」
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483: ◆9W6PAVDo7.[saga]
2016/02/24(水) 04:21:51.38 ID:gwwapij70
女兵士「なるほど…。過保護というやつか」

ウェイターの話を聞いて、女兵士は納得した様子を見せた。

ウェイター「だから厄介っていうんだ。女貴族が絡むと本当に冷静な反応しないからな」

それによって大小あれど、大変な目に遭った話とそれを目の当たりにしていることもあって、彼としては冗談では済ませられない状況だった。

苦悶の表情で静かに悶えているウェイターとは別に、女兵士はどこか遠くを見ていた。諦めがつくまで悶えた後で、彼はそのことに気づけて、どうしたか聞こうとした時に。

女兵士「羨ましい限りだ」

何を、とは聞かせない雰囲気だった。いつもの無表情で本当に周囲を寄り付かせない空気を漂わせていく。ウェイターとしては話の流れから想像はできるものの、それを追求できるほど、彼女をよく知らないことを思い出して。まぁ、なんだと言った後。

ウェイター「迎えに来てくれてありがとよ。戻ろうぜ」

誤魔化しとは知りつつ、かける言葉はそれぐらいしかなかった。


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