過去ログ - 側近「また配下の者が消えました…」 魔王「ぐぬぬ」
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5: ◆UuZF2thJYM[saga]
2014/12/01(月) 20:35:59.00 ID:KO0opTDRo

魔王「そうだ、どんなに早くとも今の調子ではそれだけかかるのだ」

側近「…魔王様ご自身がご出陣あそばせば、10年に縮めることが出来ます」

魔王「それはできぬ。余は我が身がかわいいのだ。
   …いや、正確には我が身が朽ちることによる魔族の終焉が怖いのだ」

側近「は…」

魔王「人間どもにも、余を滅する危険性を持つものがおることは把握しておる。
   どれだけ低い可能性であろうが、危険があるならば余が前線に出るわけにはゆかぬ」

側近「ありがとうございます。そしてその御身をお守りするために我らは在るのです」

魔王「…だが、そうした暮らしがあと少なくとも30年続くのだぞ」

側近「…」

魔王「そやつらはその長き年月に絶望したのやもしれぬな?」

側近「…奴らは魔族の恥さらしにございます!」

魔王「無論だ。一時の享楽に溺れ、魔族の本懐を忘れた罪は重い」




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