11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/02(火) 03:51:06.45 ID:R6haS+qjO
――――――
最近、凛ちゃんの様子がおかしい。
なんでかは分からないけど、私のことを避けてるような気がする。
あれは、つい先日のこと。
――回想開始――
花陽「凛ちゃん、一緒帰ろう?」
凛「か、かかかよたん」
花陽「えっ? かよたん??」
凛「ま、間違ったにゃっ!」
花陽「ふふっ、慌てる凛ちゃん可愛いっ♪」
凛「にゃっ!?」
花陽「ね、『凛たん』一緒に帰ろう?」
凛「っ!? り――
――凛、用事あるから先に帰るにゃぁぁ!!」
花陽「り、凛ちゃぁぁぁぁん!!」
――回想終了――
っていうことがあった。
にぶいって言われてる私でも分かる。
絶対、凛ちゃんに避けられてるよ……。
花陽「なにかしちゃったかな?」
凛ちゃんが噛んじゃったことを指摘しちゃったこと?
ううん。
凛ちゃんはそれだけで私を避けたりしないよね。
うーん。
腕を組んで、悩んでいると
ふと、凛ちゃんが以前言っていたことを思い出した。
「なんだか最近、心臓がドキドキすることがすごく多いんだ」
「何でもないときにも痛いくらいドキドキしてて、ちょっと不安だにゃぁ」
花陽「…………」
まさか、とは思う。
でも、そう考えると辻褄が合う。
最近、顔が真っ赤な凛ちゃんをよく見る。
熱があるのかもしれない。
一緒に帰ってくれない。
病院に寄ってるのかもしれない。
私と目を全然合わせなくなった。
心配をかけたくないからかもしれない。
花陽「や、やっぱりそうなの、かな……」
もしかしたら、凛ちゃんは、
花陽「病気、なのかも……!?」
――――――
133Res/93.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。