過去ログ - 【艦これ】提督「なぁ、山城」 オイゲン「三つめです! ビスマルク姉さま!」
1- 20
954: ◆vkx/VtAX92[saga]
2015/05/24(日) 21:21:41.54 ID:SP0ZtvWq0

『11時の方角から敵機接近、114機!うち47機が戦闘機(たこやき)!! 25秒後会敵!』

「上昇!」

速度をわずかに落としながら、上昇を命じるとゆっくりと高度計の針が上昇していく。

第一陣を突破したのもつかの間、すでに第二波、つまり深海棲艦の航空機部隊にはいきわたっていた。
第一陣が駆逐艦と軽巡洋艦で構築された艦隊であったため、楽に突破できることができた。だが、問題は次だ。
第二陣第三陣と、最短距離でリットリオに到着するまでに三つの艦隊のよって構築されたラインを越えなくてはいけない。
無論、連中がいない場所をくぐりぬけるようにリットリオにたどり着くことも不可能ではないが、時間がかかりすぎる。想定到着時間1時間24分、リットリオが送ったのは通信を送って既に24分が経過している。

この場合、一時間持ちこたえると計算され、残り36分、あと27分で到着予定。故に迎撃している時間はなかった。

全力で引き離し、たとえ攻撃を受けても一切無視する。だが、最後のリットリオと交戦してる艦隊のみ迎撃する。それがこの作戦だった。

脳内に立体地図が持ち上がった。機械化しているために脳内に機体が集め、整備士が編纂した情報がすべて収まる。現在の当機から十数キロメートル先に敵航空部隊、正規空母2、軽空母1、軽巡1、駆逐2という敵空母機動艦隊、しかも正規空母も軽空母もflagshipと言われる強化型、さらに一隻は改――確認されているだけで最大戦力を保持する空母系深海棲艦、よって艦載機もただの艦載機ではなく、たこやきと呼ばれる丸型の、航空力学を無視した形状のふざけた戦闘機などが編隊を組み、こちらに向かってくる。

故にやつらを振り切るため、スロットルをあげた。








<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/443.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice