42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/04(木) 18:43:10.87 ID:BbHyZo0BO
京太郎(俺と咲は連れ添って様々な部活を巡った)
京太郎(文学少女である咲のことだから当然のごとく文学部に入ると俺は思っていたのだが彼女曰く)
咲「文学部って大抵自分が文学を生み出すと思っているというか文学とは擦り合わせを行うべきなのにその擦り合わせを避けたりだとか過剰な接触……壊し合いをしようとしている人達が多いんだよね、いやむしろ高校生であるからその姿勢は正しいのかもしれないけど私としてはそういうのはもういいかなって感じだから」
京太郎(と、文学部に並々ならぬ考えがあるらしく……俺には分からない世界なのだが、ともかく咲は文学部に入らなかった)
咲「京ちゃんは入る部活決まった?」
京太郎(律儀にも運動部の見学に付き添ってくれた彼女には悪いのだが俺もピンとくるものがなかった、中学時代はとにかく運動がしたいと思っていたのだけれど今はそうでもない)
京太郎「これが大人になったってことか」
咲「そう思えている内は子供だと思うよ、京ちゃん」
京太郎(そんな会話をしながら、部活巡りは終了した……帰りに入学までこぎ着けた礼として咲にラーメンを奢った。こういうので喜んでいるあたり咲もまだ大人の女性にはほど遠いのだと思う)
京太郎(事態が転じるのは次の日である)
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