54: ◆zoqhVdZX9I[saga]
2014/12/03(水) 23:40:58.81 ID:VpvPVu610
P「・・・・」カタカタ
春香「・・・」ケイタイカチカチ
P「・・・」カタタターン
春香「んっ・・・はぁ・・・」ノビー
おかしい・・・春香はいまだに何の動きも見せない・・・
春香「プロデューサーさん!!」
P「うわっ!!どうした!!」
春香「どうしたって・・・これからテレビ局に挨拶に行くんですよね?」
P「あ・・・あぁ・・・そうだったな」
失念していた・・・あまりに春香を警戒していたためにほかの事がおろそかになってしまった。
春香「どうしたんですか?まるで・・・」
P「・・・?」
春香「まるで何かを待ってるみたい・・・」クスッ
そういうと春香は目を細め、俺を見て笑った。
まるで・・・そう・・・いたずらを仕掛けた子供の相手をする大人の様な顔をしていた。
玉ヒュンした。
春香は俺が何かしようとしているかを見抜いている・・・
雪歩といい、美希といい、春香といい・・・何故彼女等はこんなにも鋭いのだ・・・
P(怖いな・・・しかし監視カメラ外である外では警戒を解いてもいいだろう。)
春香「さぁ!行きましょう!プロデューサーさん!」
先ほどとはうって変わった朗らかな笑顔の彼女は、俺に向かってスッと手を出した。
P「あぁ行こうか・・・」
きっと俺の考え過ぎだろう・・・彼女達を信じきれないことが恥ずかしい・・・
俺は彼女に引かれて事務所を出た。
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