過去ログ - 理事長「ラブライアーゲーム」【ラブライブ×ライアーゲーム】
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327: ◆Qa6S.QUgqI[saga]
2015/04/10(金) 21:43:05.34 ID:cTm8db/go
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理事長「お疲れ様でした。それでは結果発表に入ります」



あのひょっとこ仮面の人……あの人が黒幕なのだろうか。あの人がお母さんを……。

大丈夫。私は指示に従った。きっとお母さんは帰ってくる。



ウミ「どういうことですか!? 時間はまだ11:00だった……。ゲーム終了の時間は12:00だったはず!」

コトリ「そう。終了時間は12:00で合ってるよ。……そして今はその12:00だよ」

ウミ「何をしたんですか……! おかげで私の作戦が……」

コトリ「私は昨日『体育館』の倉庫から脚立を運び、各階の廊下の壁にかかっている時計を一時間はやめた。

“時計の針が11時になったら穂乃果ちゃんのジャグにジュースを戻す”。

そういう約束をしてね。

でも……時計が11:00を指すとき、ゲームは終了することになってたんだよ。

つまり私のジャグに入っている穂乃果ちゃんの分のジュースが返却されることはない」

ホノカ「やっぱり私を騙したんだ……最初からそのつもりだったんだ」

コトリ「ふふ、ごめんね。利用したのは私のほうだったの。二人共教室に貼り付けにしたから、気がつかなかったよね」

ウミ「どうしてそこまで……」

コトリ「私は……勝たなきゃいけないの」



ことりは穂乃果と海未を欺き、勝利を手にした。

その実感に唇を震わせながら、同時にゲーム終了という事実に安堵する。

全て終わったのだ。これで母は帰ってくる。

そう。帰ってきさえすれば、二人にもゆっくり説明して、時間をかければ許してもらえるかもしれない。

終わったんだ。地獄の三日間が。



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