20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/12/11(木) 14:39:31.59 ID:B1152Qaq0
歩美「……やっぱり、このままはヤだなあ」
そう、ずっとこのままモヤモヤし続けるのはイヤだ。
自分の事も、コナン君の事も。
歩美「お昼休み、やっぱりコナン君に相談しよう」
そう小さくつぶやいて、私は顔を上げた。
……また先生に怒られたくないから。
キーンコーンカーンコーン……
英語教諭「お、チャイムが鳴ったか。今日はここまで」
やっと終わった。普段なら大して辛く感じない授業も、お昼休みを待つとなると凄く長く感じる。
鈴木「ねえ歩美ちゃん、一緒にご飯食べよ?」
歩美「あ、ゴメンね。私ちょっと用事が……」
仲村「そっか、ザンネン」
歩美「また明日ね、ゴメン」
お友達の誘いも断り、コナン君の所へ向かう。
また緊張して来た、誘いに乗ってくれるかな……?
歩美「コナン君、ちょっと良い?」
コナン「ん?どうした?」
歩美「あ、あの。ちょっと相談したい事があって。良かったらそのついでにお昼ご飯一緒に食べない?」
コナン「……ああ、いいぜ」
歩美「ありがとう」
コナン「んじゃ、どうする?人目につかない方が良いのか?」
歩美「え?あ、うん」
コナン「んじゃ、屋上行くか」
歩美「う、うん」
勇気を振り絞り誘ってみたら、意外な程すんなりOKしてくれた。
ちょっと嬉しい。
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