55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/18(木) 19:00:31.14 ID:RJTyrwBtO
灰原「ねえ、歩美ちゃん?」
歩美「え?」
灰原「あのね......?」
歩美「......!!」
その瞬間、身体に衝撃が疾走った。
夢の中で衝撃が疾走ったと言うのはおかしいけれど、そうとしか言えない。
これは......。この流れは、いつも見ている夢の続き?
私は、いつも昔の記憶の一部分を夢として見ていた?
あの日の出来事を忘れてしまっていたけど、その一部分を思い出して夢として見ていた?
何故?何故忘れていたの?
何故このタイミングで全てを思い出しそうなの?
灰原「......あのね」
歩美「......うん」
目を覚まそうと思えば、覚めそうな気がした。
でも、止めた。
色々頭が混乱しているけど、ここを逃せば前に進まない気がした。
だから、私は聞いた。
哀ちゃんの言葉を。
いや......。忘れていた私自身を。
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