64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/19(金) 10:36:25.22 ID:eii5uwpRO
聞こえる。みんなの疑問が。不安が。
哀ちゃんとコナン君に何が起きたのか分からずみんな想いを口にしていた。
でもあの時私は......。何も言わなかった。
言わなかったと言うより、言えなかった。
あまりにも突然に、信じられない事が起きたから。
疑問も何も浮かばないまま、呆然と小林先生を眺めていた。
でも、今の。夢の中の私は、ありったけの声で叫んでいた。
歩美「どうして......?」
歩美「どうして哀ちゃんはいなくなったの?!何も言わないで?!」
歩美「コナン君はどうして入院したの?!」
歩美「ねえ、どうして?!どうして!?」
歩美「どうしてなの!!!」
そう叫んだ瞬間、世界はまた姿を変え......。
歩美「......?」
重たい瞼を開いた先には、天井が見えていた。
歩美「......眼が覚めたの?それとも夢?」
頭がまだボーッとしている。夢か現実か、良く分からない。
確かめる為に軽く頬をつねってみる。
歩美「......いたい」
どうやら夢ではないらしい。
現実に戻って来たみたい。
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