75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/19(金) 22:22:03.20 ID:eii5uwpRO
学年が進むにつれクラス替えもあり、会う事そのものが激減した。
幸い、私はずっとコナン君と一緒だったがあの2人とは2度と同じクラスになる事は無かった。
中学校までは一緒の学校ではあったけど、結局1度離れた関係はなかなか近寄る事も無く日々は過ぎて行った。
そんなある中学校卒業を間近に控えた日、私はほぼ同タイミングで元太君と光彦君から告白の呼び出しを受けた。
既に高校進学を決めた時期で、コナン君と私は同じ学校だけど、2人は違う所に行く事が決まっていてその前に気持ちを伝えたい、との事だった。
行く事自体を断ろうと思ったけど、昔からの友達の願いだからと思い2人の話を聞いた。
でも、行くべきでは無かった。
確かに、2人が私に告げたのは愛の告白だった。
小さい頃から歩美が好きだった。
だから付き合って欲しい、と。
でも2人の眼にはそんな気持ちは感じられなかった。
あの眼には、呪いが詰まっていた。
どうせお前はコナンが好きなんだろ?
どうせ断るんだろう?
そんな感情がひしひしと伝わって来た。
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