過去ログ - 【小ネタ版】幻想にのたうち給う【幻想入り】
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58: ◆eohhG1Orlc[saga]
2014/12/13(土) 16:09:34.21 ID:noeYsbSqo


―太陽の畑・薔薇区域―


幽香「随分と綺麗に咲き誇ったものね。これもあなたの努力の賜物かしら」

 そう言ったのは、ボクの隣で笑顔を浮かべた幽香さんでした。

 日傘をくるくると回して遊びながら、彼女はボクが育てた薔薇達を眺めています。

リンガー「せっかく幽香さんから貸していただいた土地ですから。向日葵に負けない様に、頑張って育てたのです!」 

 ふふーん、と鼻を鳴らしてボクは得意気に言い放ちました。

 向日葵畑から少し離れた場所に、この薔薇畑は有ります。

 真っ赤な絨毯を敷いた様な、花園。育てるのは大変でしたけど、ボクに掛かればこんなものなのです!

幽香「ふふ、そうね。でも、私の向日葵に負けない様になんて、大層な口を叩くじゃない」

リンガー「ボクにとって、薔薇は大切な花ですから」

 かつて、一輪の薔薇をボクは大切に育てていました。それこそ、何年もの間枯れないように。

 その美しい薔薇がずっと枯れないでいれば、なんて思っていました。考えてみれば、ボクの力はずっと昔から持っていたんだと思います。




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