過去ログ - 【安価SS】海未「あなたとともに歩いていけるなら――」その2
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[saga]
2014/12/04(木) 22:39:11.55 ID:9+K9ujUt0
ことり「えーいっ!」シュッ
海未「いい感じです。姿勢も綺麗ですし、竹刀もまっすぐ振り下ろせていますよ」
ことり「そ、そうかなぁ……」チラッ
穂乃果「ィヤァァアァアアアアッ!!!」ダンッ!
うみパパ「まだまだ! もう一本!」
海未「しばらく通えばことりもあれくらいなら」
ことり「やっぱり私は見てる方がいいかな……」
海未「そうですか……では、ここでしばらく二人を眺めていましょうか」
ことり「ごめんね、海未ちゃん……」
海未「いえ……私こそ、ことりが嫌がっているのは分かっていたのに……」
ことり「ううん、お父さんの手前、断りにくいのは分かってたから」
海未「すみません……でも、少しいいこともありました」
ことり「いいこと?」
海未「ことりの道着姿……とてもよく似合っていますよ」
ことり「ふぇっ……///」
海未「私よりよほど見栄えがします。やはりスタイルがいいからでしょうか?」
ことり「そ、そんなことないよぉ……///」
海未「ふふふっ」
穂乃果「ありがとうございましたっ!」
うみパパ「ありがとうございました」
穂乃果「海未ちゃんことりちゃん、どうだった?」
海未「やめてしばらくとは思えない気迫でしたよ」
ことり「かっこよかったよっ」
穂乃果「えへへっ!」
うみパパ「海未の言う通り、本当にやめて長く経つようには見えないな。
また始めないか?」
穂乃果「それは……やめておきます。今は本気でやりたいことが見つかりましたから!」
うみパパ「そうか……なら、そのやりたいことを最後までやり通せ」
穂乃果「はいっ! ね、海未ちゃん、ことりちゃん!」
ことり「うんっ!」
海未「ふふ、そうですね」
うみパパ「――――さて、穂乃果ちゃん」
穂乃果「はい」
うみパパ「久々に、海未と試合をしてみないか。あれだけ出来れば戦えよう」
穂乃果「えっ……やりたい! 海未ちゃんやろうよ!」
海未「なっ……ま、待ってください、私は……!」
うみパパ「一本だけだよ。それとも海未は、挑まれた戦いから逃げるのかな?」
海未「っ……わかりました。受けて立ちます」
穂乃果「そうこなくっちゃ!」
うみパパ「ふむ」
ことり「あ、あわわわ……」
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