過去ログ - 貴音「月下祭と万歩計」
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98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/12/06(土) 01:44:09.71 ID:JTJHbOAC0
@深夜。コンビニの縁石に座る二人。

まだ温かさが残るカップ麺の容器を両手で握りしめ、
仄かな温かさを感じている。

頭上には大きすぎる月が、まばゆい影を落としていた。

貴音「月が綺麗ですね」

囁きに似た声が、しんとした空気によく響く。

P「そうだな」

P「でも、ラジオの春香の話で、ちょっと苦手になったじゃないか?」

貴音は少し眉を潜め、顔を覗き見る。拗ねた子どもの目だ。

貴音「……あなた様はいけずです」

P「はは、冗談だよ」


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