過去ログ - 真姫「事後調査報告書: 猫と傷口と体液について」
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/06(土) 05:08:17.03 ID:PC6+H8Nvo

 ――ねえ、真姫ちゃん。

 って唇を濡らしたまま、
 私の指先から涎の糸を銀色に伸ばしたまま、
 潤んだ瞳を私に向けた。

 私はなにかがこぼれそうになるのを抑えながらその子の声を聞く。

「指、かわいいね」
「でしょう?」
「なんだろ、おいしそう」
「たべないで」
「えー?」

 ほら、
 あなたが離してしまったから、
 私はどんどん乾いてしまう。

 やめて、離れないで。




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