過去ログ - 【咲-Saki-】咲「お姉ちゃんまでプラマイゼロをやりだした」
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3: ◆jBL8Qe1.Ns[sage saga]
2014/12/06(土) 19:36:16.38 ID:JcuoG++s0

清澄高校の敷地は広い。
少し裏手に回れば小川が流れるのどかな光景が広がっている。

川を超えてしばらく歩くと旧校舎があり、活動停止状態の部活動や同好会などの部室は旧校舎に割り当てられている。

私は、川のほとりで本を読むのが好きだ。

昼休みに私の姿が見えないときは、ここに来れば大体見つかる。


今日もいつも通りに、いつもの場所で本を読む。


咲「この本は今日が返却期限だから、早く読まないとね」


そう呟いて、本をカバンから取り出すと、視界に人影が映る。

何の気なしに人影に視線を移した私は、息をのんだ。


――そこには、モデルさんみたいな綺麗な少女がいた。


彼女は、私を気にかける様子もなく、旧校舎に向かって歩いて行った。

清澄高校では、女子は学年ごとに異なる色のスカーフを着けることになっている。
少女は、自分と同じ赤色のスカーフを巻いていた。


咲「あれで同じ一年生かあ…」


容姿にコンプレックスがあるわけではないが、同学年にあれだけの美少女が居ると流石に思うところがある。
宮永咲は、普通の女子高生なのだ。



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