42: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/12/07(日) 21:21:09.36 ID:i1fryCAAO
翌日、朝からギルド長は何人か神官や魔導師を連れてきていた
私の体に魔力を当て呪いの状態をチェックしている
呪いを解く呪文やアイテムも惜しみなく使ってくれる
しかし、解呪系呪文を霧散させる効果のある呪いが重ねがけしてあるらしく、ほとんど効果を発揮しなかった
自分の呪いがどういう状態か分かっただけ良かったと思うしかない
後、この呪いをかけられそうな女性について聞いてみたが、こちらも皆心当たりが無いようだ
ギルド長「一つ有り得るとすれば、魔物ではないかと……」
導師「魔物が死に際に強力な呪詛を放つことは聞いたことがありますが……」
ギルド長「強力な魔神ならそれくらいの知識を持っているかも……」
なんの事はない
結局魔王に会いに行かないと駄目なのだ
勇者に誘われた時から運命で決まっていたのかも知れない
魔法使い「お世話になりました」
導師「では、行って参ります、ギルド長」
やっぱり着いてくるのか
良いんだけど
私はキメラの翼を使い、とりあえず港町まで帰った
ここから東に進むと城があり、更に山をいくつか超えると魔王の領地があるらしい
勇者達はどこまで進んだだろうか?
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