6: ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/12/06(土) 22:59:15.10 ID:PwdxvtBAO
 道々薬草を拾いつつ、歩く 
  
 ……水を持ってきていなかったことに気付いた 
  
 しまったな…… 
  
 そこからは渇きと戦いながら歩いた 
  
  
 ……私のバカ…… 
  
 喉が焼ける 
  
 体が重くなる 
  
 とても……苦しい…… 
  
 途中、水たまりを見つけて飲もうとしたが、お腹を壊しそうなのでやめた 
  
 苦しい…… 
  
  
 なんとか村に着いた 
  
 村人を見つけてただ水を求める 
  
  
 村人「こんな貧しい村じゃ水だって貴重なんだ、ただではやれねえ」 
  
 魔法使い「……薬草なら、少し……」 
  
 村人「薬草か……、いいだろう」 
  
  
 やっと水にありついて私は村の様子に気付く 
  
 酷く荒れ果てている…… 
  
  
 魔法使い「魔物が、出るのですか?」 
  
 自分でどうにかできるとは思わなかったが、聞いてみた 
  
  
 村人「近くの洞穴に魔物が住み着いていて夜な夜な村を襲う」 
  
 村人「畑は荒らされて全く仕事にならん」 
  
 村人「魔物の群だけなら木の柵でどうにかなるが……」 
  
 魔法使い「……何か?」 
  
 村人「デカい牛みたいな魔物が一匹いて、そいつが厄介だ」 
  
 それならなんとかなるかも知れない 
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