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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/06(土) 22:59:01.00 ID:WND/B9pP0
フィクションと言う誰でもわかる。

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/12/06(土) 23:37:06.06 ID:WND/B9pP0
 野村辰夫が、広島エネルギー研究所の隠居永田に呼ばれたのは、
ニ月の午前六時半のことだった。
 この時期の早朝は昨日から降り続いた雪が支配し、
時が奪われたような道が地平線が見えなくなりそうな位長い漆黒が沈んでいた。
フード越しにその光景をみながら心が薄れそうな野村に場違いと思える物に目が向いた。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/12/06(土) 23:51:34.82 ID:WND/B9pP0
 「今日も要るんだな抗議団体が」と昔の風景を見るように話を振った。
「何時もの事ですからね僕達には関係無いけど」何時ものことの様に言いながらおもむろにマンホールを開けて入る。
そして降りると一人の男が待っていた。
 それはイースター島のモアイをそのまま飛び出した顔をしている広島エネルギー研究所 所長の松岡である。
「来ることを待っていたぞ野村」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/12/07(日) 00:06:24.00 ID:dhEZEerb0
黒光りする金庫が目立つ所長室には「残りのパイより自分のパイ」と書かれたポスターがあちらこちらと散りばめられている。
それが、どんなかと言うと無数のモアイが慣れない顔をして接客するファミレスである。
「相変わらずむさ苦しいな」機嫌が悪い顔を濁らせて松岡を見る。
 「ふん、隠居お前はもういいぞ出ていけ」
 「は、はい」舐めるような息づかいをして存在を忘れかけていた隠居を追い出した。
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/12/13(土) 09:34:34.07 ID:NksNDoTZ0
ああ


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