過去ログ - P「理想のプロデューサー」 美希「あふぅ・・・2なの」
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7:雨雪 東吾 ◆66FsS2TZ4lNJ[saga]
2014/12/07(日) 01:02:31.86 ID:IDTL1Wnb0
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何とか星井の引き留めには成功したが、昼休憩終了まであと20分か。それまでに片をつけよう。

P「別にお前が本当に辞めたいなら俺は止めないよ。お前がしたくないならする必要はない」

美希「・・・」

おにぎりを一身に見つめ、口いっぱいに頬張ってはいるものの、一応話は聞いてくれているようだ。

P「さっきも言ったが、お前が萩原のダンスを真似たところで萩原には勝てん」

美希「・・・ほら。一緒のことやって同じ評価が得られないなんて雪歩を贔屓してる」

P「・・・お前は少し勘違いしてるな」

美希「・・・どこが?」

P「学校のテストだったら同じ回答をすれば同等の価値をつけられるかもしれない。でも、アイドルは違う」

P「それぞれに合った、萩原なら萩原だけの。お前ならお前だけのパフォーマンスがあるんだよ」

美希「ミキだけの・・・」

P「そう。萩原のを真似してお前は窮屈じゃなかったか?」

美希「・・・それは、少しそうだったかもなの。じゃあ、ミキはどうすればいいの?」

P「わからん」

美希「・・・それは無責任だって思うな」

P「それを二人で見つけるんだろ?」

P「一緒に考えて、必死になって、がむしゃらに練習して。そうすればお前という人間も少しは俺に見えてくるかもしれない」

美希「・・・ミキは、頑張るの嫌だな」

P「頑張らなくてもできるからか?」

美希「そうなの。勉強も、スポーツも。・・・この間までならアイドル活動だって」

P「・・・確かにな。学校の成績、見せてもらってけど、勉強の成績は常に一桁。スポーツだって体力測定でAだったらしいな」

美希「うん。ミキは頑張らなくてもできるの。アイドルはきっと・・・ミキには合わなかったんだよ」


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