過去ログ - 【ラブライブ】にこ「貴女の外側には」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/08(月) 02:43:20.14 ID:rzrv+677O

海未「にことは少しケースが違うかもしれませんけど」

にこ「まぁ、そうね」


海未は、ことりが自分を下に見ることに憤った。
にこは、あの子がにこを下に見ているようで怒った。

相手と対等でいたい。
その点では、確かに少し似ている。
けど、正反対だ。
相手のことを考えて怒った海未。
自分のために怒ったにこ。
ベクトルは正反対。


海未「けれど、本質は一緒ですよ」


そう言って、海未は笑った。
そう、なのかしら?
よく分からないわよ。


にこ「…………」

海未「…………」


しばらく黙る。
海未も、その沈黙を壊さないように黙っている。

その状態が少し続いて、


にこ「それで、それを言って、二人の関係性は変わったの?」


にこは、それを聞いた。
結局はそれだ。

友達と恋人。
その差異はあっても、たぶん辿る道は一緒のはずだもの。
それを聞いておきたい。
だから、聞いたのだけど……。


海未「さぁ?」


海未は首をかしげながら、そんな風に答えた。

さぁ、ってなによ……。
呆れながら、そう聞くと、海未は笑う。


海未「私にはよく分かりません」

海未「変わったような気もしますし、変わっていないような気もします」

海未「それに、言われた側であることりの心情もすべて理解しているわけではありませんから」


にこ「まぁ、そうだけど……」


まぁ、それに海未って鈍感だしね。
ことりの気持ちの変化とか、関係性の変化とかそういうものに関しては、分からないっていうのにも頷けなくもない、か。


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