過去ログ - 【ラブライブ】にこ「貴女の外側には」
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35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/08(月) 21:42:23.03 ID:rzrv+677O
えぇとね。
人差し指を頬に当てることり。
どうやら、言葉を探してるみたい。
少しの間、悩んで、ことりはこう答えた。


ことり「もっと、近づけたかな?」


近づけた、と。
そう答えることり。


にこ「近づけた、ね……」

ことり「うん。遠慮がなくなった気がするの」

ことり「もちろん、今だって、ことりは自分に自信がないよ? 穂乃果ちゃんみたいな皆を引っ張っていける力もなければ、海未ちゃんみたいにしっかりしてるわけでもない」


それは、ことりがいつか、メイド喫茶で話していたこと。

自分で曲を作って、自分の居場所を見つけたことりでも、やっぱり根底は変わってない。
それは、自信がないから。

ことりは、そんな風に言葉を繋げる。
少し俯き気味に。


にこ「ことり……」

ことり「…………でもね」


そこで、ことりはにこをもう一度見つめてきた。


ことり「私の意識は変わったよ」

ことり「自分を卑下するのは、止めたの」

ことり「中学生の頃は海未ちゃんに、今回はμ's のみんなに気づかされたから♪」

ことり「『ことりなんか』」

ことり「そんな風に言うのは、私を認めてくれたみんなに失礼だから♪」


ことりは笑う。

うん。
確かに、ことりはちゃんと変わってる。
にこが出会ったのは、今年だけど。
それでも出会った頃とは、少し違ってる。

ほんと、いい表情で笑うようになったわよね。



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