過去ログ - 【ラブライブ】にこ「貴女の外側には」
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37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/08(月) 22:08:42.65 ID:rzrv+677O
――――――


ことりと別れ、一人の帰路につく。
もう辺りは暗くなりはじめていた。


にこ「早く、夕飯の準備しちゃわないとね」


確か、昨日特売で買っておいた冷凍の鮭があったはず。
ほうれん草もあったから、おひたしにでもしましょうか。
お味噌汁は……。
まぁ、豆腐とネギ辺りでどうにかしましょ。

にこは今日の献立に思いを馳せながら、歩くスピードを上げた。


――――――



「………………」


にこの家の前。
そこに、誰かが立っているのが見えた。
日もほとんど落ちた今の時間では、それが誰なのかはよく分からない。

誰だろう?
身長的には、妹達じゃないのは分かる。
じゃあ、ママ?
……ううん。
それにしては、早すぎるわよね。

もしかして、不審者?


にこ「…………」


あり得ない話じゃない。
物騒な世の中だし……。

幸いこころ達には日頃から鍵をかけさせる習慣をつけさせてある。
だから、みんなは安全なはず。

でも、


「…………っ!」


そんなことを考えていると、その人物の影が動いた。
どうやら、にこの方を見たようだった。

見つかった!?
そう思って、身を固くする。

こっちに走ってきたら1発蹴りでも入れて、逃げてやるわ!

意気込みは十分。
にこは相手の出方を待つ。


「…………っ!!」

――ダッ――


が、そんな覚悟は必要なかったみたいで
その不審者はにことは反対方向に走り去っていった。


にこ「…………なんだったのかしら?」


にこは、走り去る不審者をただ呆然と見送ってしまった。


――――――


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