過去ログ - 久「クリスマスが今年もやって来る〜♪」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/07(日) 23:02:37.28 ID:n6sXdKrX0
和「今年も早いもので、残すところあと一ヵ月ですね」

咲「うん、流石に12月に入ると、めっきり寒くなって来たね」

和「そうですね。今日は寒いので優希を誘って学食で食べましょうか」

咲「そうしようか……」

 ガラガラ……。

優希「おっ、咲ちゃんのどちゃん、お昼にしようじぇ」

和「優希、丁度よかったです。今、優希を誘って学食へ向かおうと話していた処です」

優希「おっ、それはタイミングがよかったじぇ。私も今日は弁当を忘れたから学食に行こうと思ってたんだじぇ」


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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/07(日) 23:03:35.79 ID:n6sXdKrX0
咲「それじゃあ、学食が混まないうちに行こ……」

 と、私が言い止したその瞬間であった––––。

 耳を劈くような轟音を上げ、天井が突如として崩れ墜ちて来たのだ。
以下略



3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/07(日) 23:04:12.70 ID:n6sXdKrX0
 ちなみに、この一年の教室は一階にある。彼女が屋上で戦っていたと云う事は、この穴は三階、二階を貫通していることとなる。

まこ「しぶといのう……。その儘、ワンダーランドへと旅立ってくれればよいのに……」

 大きな穴の空いた天井から、もう一つの影が降りて来た。染谷先輩だ。
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/07(日) 23:05:06.09 ID:n6sXdKrX0
まこ「部長は優しいからのう。おんしに無理矢理誘われたら厭でも断れんのじゃ」

 だから––––。

 と、言って染谷先輩は拳を強く握ると、
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/07(日) 23:05:45.21 ID:n6sXdKrX0
まこ「ふん……。なかなかのなかなかじゃのう」

美穂子「えぇ……あまり清澄の皆さんに迷惑も掛けたくないので、ここで速攻で終わらせてあげますよ」

 否––––。
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/07(日) 23:06:50.03 ID:n6sXdKrX0
美穂子「ヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサヒサァ––––ッ!!!」

 数秒間に––––何十発もの拳が行き交う。

 愛の連呼(ヒサヒサのラッシュ)だ––––。
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/07(日) 23:08:08.67 ID:n6sXdKrX0
 染谷先輩は、福路先輩の攻撃を受けて大きく後退する。やがて、教室の窓側の壁を突き破り、グラウンドへ出てしまう。

 外では、少ない休み時間を鍛錬へと費やす運動部の部員や、スポーツを楽しむ一般生徒で溢れている。そこへ突如として、染谷先輩が吹き飛んで来たので、辺りは一斉にざわついた。

美穂子「さぁ、降参して久の居場所を教えて下さい。今なら肋骨の二三本で許しますよ」
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8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/07(日) 23:08:48.42 ID:n6sXdKrX0
美穂子「どうしたのですか?」

 と、福路さんが近付く––––。

 すると––––。
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/07(日) 23:09:32.43 ID:gxVAUn6So
どういうことなの……


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/07(日) 23:09:40.14 ID:n6sXdKrX0
まこ「ふふ……どうやらわしの方が一枚も二枚も上手じゃのう」

 稚海藻だけに––––。

美穂子「い、何時の間に抜け出したんですか!?」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/07(日) 23:11:12.46 ID:n6sXdKrX0
まこ「さて、第二ラウンドと––––」

 行こうのう––––。

 と、言うと、染谷先輩はその拳で福路さんのみぞおちを突いた。それは、一瞬の出来事である。
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/07(日) 23:12:02.68 ID:n6sXdKrX0
美穂子「ぐっ!!!?」

 やがて––––。

 爆発が起きて、グランドには数十メートルもの大きなクレーターが出来た。土煙のあがる中、立ち上がったのは勿論、
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/07(日) 23:13:18.05 ID:n6sXdKrX0
「ほう……なら、来月のヤンガンから、誰が久の正妻を務めるのかしら?」

まこ「なっ––––」

まこ「何ィ––––ッ!!」
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14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/07(日) 23:14:04.92 ID:n6sXdKrX0
まこ「貴様ッ……生きて––––」

美穂子「私が時を止めました––––貴女のキングクリムゾンが発動するほんの僅か0.1秒前にね」

美穂子「さぁ……決着を付けましょう––––どちらが、久とクリスマスを過ごすのにふさわしいか」
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15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/07(日) 23:15:08.02 ID:n6sXdKrX0
美穂子「久♪」くるりっ……

まこ「ちっ……」

優希「副会長も居るじぇ」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/07(日) 23:15:42.29 ID:n6sXdKrX0
まこ「なっ……!?しまっ––––」

美穂子「今月の24日と25日––––」

美穂子「ご予定はありますか?」
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17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/07(日) 23:17:06.80 ID:n6sXdKrX0
久「いえ……まだ判らないって……出来るだけ開けるつもりだけど……」

久「それにしても、みんな何でその日に?ゆみの誕生日は21日よね……」

咲「部長……それは––––」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/07(日) 23:20:00.74 ID:n6sXdKrX0
まこ「ところでのう。あらためて、クリスマスうちで過ごさんかのう?」

久「roof-topで?」

まこ「そうじゃ、久の為に特別に特大クリスマスケーキ焼いちゃる!」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/07(日) 23:20:42.17 ID:n6sXdKrX0
まこ・美穂子「どっちにするんですか(じゃ)!!?」

久「ん〜……どうしようかしら?」

咲・和・優希(私達さっきから空気だ……)
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/07(日) 23:21:28.20 ID:n6sXdKrX0
和「行っちゃいましたね」

咲「部長、絶対何か企んでるよね?」

優希「あっ!?もうこんな時間だじぇ!」
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21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/07(日) 23:23:18.24 ID:n6sXdKrX0
 時は経ち、久の家––––。

久「クリスマスかぁ……」

久(それで春も洋榎も靖子も誘って来た訳ね……)
以下略



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