過去ログ - アスナ「森の家に、お風呂を取り付けてみた」ユウキ「え、ボクも入るの?」 (SAO)
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9: ◆/BueNLs5lw[saga]
2014/12/08(月) 00:41:42.63 ID:fjS/Q13/0
いや、ショックだったんだ。
ボク、もしかして、叔母さんに対して、
アレルギーでも持っているのかも。

現実を投げ出してしまうような、強力な抵抗を感じてしまったんだ。
あの家を見たのは、本当に久しぶりだった。
歌を歌った、楽しい我が家。
ボクの本当の居場所。
それは、心の中にあったはずなのに。
やっぱり物質として存在してないとだめで。

ああ、気持ちまで思い出してきた。
さっきまでの夢、最高だった。
もう一度、見たいなあ。
きっと、ボクが逃げたから。
みんな帰ってきてくれたのかもしれない。
ボクが、逃げ出さなければ、彼らはボクを空の上から見守るだけなのだ。

「もう、大丈夫ですよ……叔母さんを呼んでください」

倉橋先生は、返答に迷っていた。
代わりに、アスナが制した。

「ダメよ……もしかしたら、また……」

「アスナ、ありがとう……いや、うん、でも……いいんだ」

何がショックだったのか。
家が無くなっちゃうのもショックだったけど。
でも、あんなのでも、一応親類の叔母さんに、
お父さんを無かったことにしたいと、
そう取れるようなことを言われたのが、
一番のショックだったんだ。



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