43:秘書艦は吹雪[saga]
2014/12/17(水) 23:36:52.57 ID:ovl33cjo0
メロン生活 二十日目
最近は仰向けになりながら天井のシミを数えるのが日課になってきた。そんな自分に嫌気が差しながらも行動を伴わないことにさらなる憤りを感じる
突然、窓を全開にして奇声を叫びながら、外に身を投げ出したくなる衝動が湧き上がるも鳳翔さんに異常なし
飛び降りるつもりはないがここ最近換気をしてないことを思い出す
少しだけ窓を開けてみると、新鮮な空気が入ってきた
これほど空気をおいしいと思ったことは数えるほどだ。ああそうか。私はここの空気が糖分によって汚染されていることとすでに自分の嗅覚が壊れてしまっていることを理解した
そういえばずっと部屋の掃除をしていない。ふと周りを見渡すと、畳が見えなくなるほどメロンの皮と練乳の容器が散乱していた。これでは匂うのも当たり前である
だが掃除なんてしようものならどれだけの時間がかかるのだろうか。もし掃除で目を離した隙に…
いや、来ないだろうな。
彼女は部屋の掃除を始めた
途中でメロンを食べた
が全部吐いてしまった
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