過去ログ - アイドル達「プロデューサーを奪う」総合P「……？」【モバ&グリ】【安価】
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4: ◆esacTppxgWPq[saga]
2014/12/08(月) 04:13:21.28 ID:T0liv88e0
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……


とあるユニットをプロデュースしてしばらく

彼女達は輝いた。

彼女達の名前・所属ユニットを言えば、誰もが思い浮かべる事ができるほどの超売れっ子アイドルになった。

俺の技量や運なんかじゃない、そんなものはあってもちっぽけだ。

全ては彼女達の個性や熱意、努力のおかげだ。彼女達にはトップアイドルになる素質があった。

満員の客席・華やかなステージで歌う彼女達を隅から見て、俺はこのアイドル達をプロデュース出来て本当に幸せ者だと改めて感じた。

「ふふっ、これからもあの子達のプロデュース、お願いしますね？……音無さん、泣いてないで」

「うぅ……、こごまで、みなざんのぶろでゅーず、ぐすっ、ありがどうございますぅ！うぅ……」

俺の隣にいるアシスタントの千川ちひろさんと音無小鳥さん。この２人の協力も俺やアイドル達の支えになってくれた。感謝してもし足りないぐらいだ。

「……はいッ！」

そうだ、俺はこれからも彼女達をプロデュースしていくのだ。

ずっと輝けるけるために、夢で終わらないために、輝きの向こう側に行くために……

俺も精一杯皆とやっていくつもりだ――





――――この時俺は同時に感じられなかった。いや、知らなかったんだ

彼女達の俺に対する好意を。

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