過去ログ - 【安価】エイスリン「デキタ! コウカンドヘンカンルーレット!」京太郎「は?」4
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946: ◆T4KM.qYCbQ[saga]
2014/12/19(金) 20:57:42.19 ID:1JkC0e+Qo

 教師って仕事は色々とやり甲斐がある
 当然大変なことも多いが、その分達成感が半端じゃない

 教え子の成長、自分自身の成長
 どちらも教師でしか味わえないこと――

 俺は、教師になってよかったと思ってる
 今も、変わらずに

京太郎「……」

透華「あの、聞いていますの?」

京太郎「ん?」

透華「さっきから何度もお呼びしていますのに……どこか具合が?」

京太郎「あ、いや! すまない龍門渕さん!」

 おっと、いかんいかん
 今は龍門渕との学校行事の話し合いの最中だった

 しかも相手はあの龍門渕透華さん
 なぜか相手方が教師じゃないんだが、この子の性格を考えれば当然のことか

透華「全く、ちゃんと話し合いをしてくださいませんと」

京太郎「ごめん。えっと、どこまでだったかな?」

透華「合同文化祭の件で、開催場所を……」

京太郎「ああ、それはここを……」

 しかし、この豪邸で女の子と二人きりって状況はどうもな
 龍門渕さんは可愛いし……なんか胸がドキドキしてしまう

透華「あら? それでしたら最終的には……」

京太郎「いや、それはやめた方がいい」

透華「どうしてですの?」

京太郎「君だけが目立ってもしょうがないだろう?」

透華「むっ! 私が主役にならないと意味がありませんわ!」

 前言撤回
 可愛いけどこの子はなんか――子供だ

京太郎「分かった分かった。でも、他の生徒のことも考えてくれないと」

透華「そ、それもそうですわね」

京太郎「龍門渕さんは綺麗だから、目だとうとしなくても十分に目立つよ」

透華「!」

京太郎「あ、いや! 変な意味じゃなくてね」あせっ

透華「ふん! 当然のことでしてよ」

 やれやれ、うちの子達と違って気難しいな

京太郎「じゃあ次は――」

 コンコン

透華「はい?」

 がちゃっ

衣「まだやってるのかとーか。いい加減にきょうたろーを貸してくれ」

京太郎「衣先輩!」

衣「久しぶりだな。今日こそは決着を着けるぞ」

京太郎「いやーそれはまた今度に」
 


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