過去ログ - 三葉ムツミ「トッキー、勝負だよ!」
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121:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/14(日) 23:51:07.91 ID:g+shKspA0
ムツミ「ぐっ・・・やるね、トッキー」
時 「・・・大丈夫ですか?」
ムツミ「あははっ・・私をなめないでよ!」
122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/14(日) 23:52:10.17 ID:g+shKspA0
ムツミ「はあああ!」
時 「くっ!」
恐ろしく低いところからムツミのジャブが飛んできた。
123:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/14(日) 23:52:50.92 ID:g+shKspA0
ムツミ(あれ・・・私・・なにしてるんだっけ・・)
ムツミ(・・光が・・見える・・コレは・・柔道場の・・)
124:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/12/14(日) 23:54:34.07 ID:g+shKspA0
脳震盪を起こしてるとは思えない素早く正確な足取りで、ムツミは時の目の前にたどり着いた。
時はあまりの速さに一瞬油断が生じた。
顔と顔がぶつかりそうな、お互いの息遣いが分かるほどの至近距離。
時は一瞬、心臓が止まったかと思った。
125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/14(日) 23:55:11.41 ID:g+shKspA0
脳震盪を起こした状態で人は動くことができるのか?
普通は無理である。
しかし、ある特殊な状況に置いてそれは起こり得る。
格闘などをしている状態で、体が極限の集中状態にある所謂“ゾーン”に入った時だ。
一流のアスリートなら誰もが体験したことがあるというこの状況だが、実は僕(筆者)も体験したことがある。
126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/14(日) 23:56:12.84 ID:g+shKspA0
ほんの一瞬だったが、ムツミは覚悟を決めた。
やられる。
そう思った。
しかし、時が最後の一撃を決める前に、運命は違った答えを用意した。
127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/14(日) 23:56:52.42 ID:g+shKspA0
中里 「ムツミっ!!」
津田 「ちょっ!!二人とも・・え?・・え?!」
中里 「私はムツミを運ぶから、アンタはトッキーを!!」
128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/14(日) 23:57:45.29 ID:g+shKspA0
ムツミ「チリ」
中里 「ん?」
ムツミ「私・・負けたね」
129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/14(日) 23:58:39.03 ID:g+shKspA0
時 「・・・っ」ぱち
ムツミ「・・・トッキー」
時 「・・・部長」
130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/14(日) 23:59:14.19 ID:g+shKspA0
時 「・・・・」
時 「・・・・・//」
時 「・・・くそっ」
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