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4:saga
2014/12/10(水) 18:47:38.88 ID:0qtYvrwTo
「君みたいな可愛い子がこんな事してるなんて、びっくりだよ。いや……可愛いからしてるのかな？」

その男はたまたま街であっただけの人だった。
それなりに金を持っていそうだから声をかけて、今ふたりきりでここにいる。

「ああ、そこそこ。そこで立って」

マンションの一室、用意された椅子の上に立つ。
男はしゃがみ込み、足元からスカートの中を覗いている。

「はぁ、はぁ……いいね、学生らしい下着で。可愛いよ」

興奮しすぎているのか、手が小刻みに震えている。
その震える手は私に触れる事もなく、ベルトを外してそれを取り出した。

「ふぅ、はぁ、はぁ……そのまま、ちょっと足を開いて」

言われるままにポーズを変える。
大丈夫、慣れている。
同じだ……今までと。
頭の中で微分方程式を解いていれば、その間に満足して終わる。
この行為に大きな意味は無く、ただの暇潰しだと思っていれば、それで。
何分か男の言う通りのポーズを取り続けていると、男の手がペースを上げる。
そろそろだ。

「はぁっ、はぁっ！はっ、うぅっ！うっ！」

短くそう唸ると、男は私の足元に白濁を飛ばした。
少し足にかかったが、特に気にしない。とりあえず、終わりだ。

「待った！待って。そのまま、そのままでいて！」

突然男が叫ぶので驚いてしまった。
戸惑いながらもそれに従う。
微分方程式はもう完全に解き尽くされ、小さくなって頭の奥にある。
そうなると、突然状況が怖くなってきた。
男の妙にギラギラした目が私を射竦める。

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