過去ログ - 早苗「付き合ってもらって悪いわね」
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148:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/12(金) 18:52:13.52 ID:9JUJXRIn0
頼子「ううん……いいの。…またこうしておじさんに会えたんだから……」
早苗P「……まだ俺をおじさんって呼ぶんだな。」
頼子「だって……おじさんの本当の名前を知らなかったんだもの。すっかりこの呼び方で慣れてしまって…」
149:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/12(金) 18:52:58.32 ID:9JUJXRIn0
頼子「どこで何してたの?」
早苗P「…それは俺のセリフだ。ずっと探してたんだぞ…!」
頼子「……それは……その……私…父さんが死んですぐに親戚の人に引き取られて…」
150:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/12(金) 18:53:53.04 ID:9JUJXRIn0
早苗P「……実は…頼子ちゃんのお父さんが…古澤が死んだのは俺のせいなんだ……」
頼子「……うわ言でも言ってたけど…どういう意味なの?」
早苗P「………俺が古澤に正義の味方なんて辞めろって一言言えばあいつは死なずに済んだんだ…」
151:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/12(金) 18:55:05.35 ID:9JUJXRIn0
早苗P「……頼子ちゃんたちが最近まであいつの忘れ形見を名乗って同じ事をしてたのも知ってる……」
頼子「………」
早苗P「新聞で見てすぐに頼子ちゃんだって分かったよ…それからは名前を見る度に胸が苦しかった…」
152:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/12/12(金) 18:57:30.97 ID:F4WKM9lAO
あばよ相棒…
153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/12(金) 19:30:45.59 ID:zg6noMcvO
俺は自分の信念を最期まで貫けた。
こんな幸せなことはない。
お前も自分の信念を貫いてくれ。
その後にまた再会しようじゃないか。
154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/12(金) 19:38:30.90 ID:9JUJXRIn0
頼子「『俺は自分の信念を最期まで貫けた。 こんな幸せなことはない。 お前も自分の信念を貫いてくれ。 その後にまた再会しようじゃないか。』って…」
早苗P「あいつがそんな事を……?!俺は死に目にすら間に合わなかったって言うのに……」
頼子「父さんは最期までおじさんは自分なんか到底敵わない立派なやつだって言ってた…」
155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/12(金) 19:45:34.77 ID:9JUJXRIn0
早苗P「…俺は…俺はあいつに親友として何もしてやれなかった…なのにどうして……なんであいつはそんな事が言えたんだよ…」ポロポロ
頼子「…ねえ…そろそろ自分を許してあげたら…?」
早苗P「……頼子ちゃんは…俺が憎くないのか?」
156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/12(金) 19:51:21.77 ID:9JUJXRIn0
頼子「…おじさんの馬鹿!父さんの親友だったらなんでそういう風に考えるの?!父さんはおじさんにそんな風に生きて欲しかったの?!違う!」
早苗P「……頼子ちゃん…」
頼子「私はぶっきらぼうで…不器用で…だけど優しいおじさんに父さんと同じくらい憧れてた…!だから…また私にとってそんなおじさんに戻ってよ……」
157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/12(金) 19:55:40.71 ID:9JUJXRIn0
早苗P「…俺はまた…やり直していいのか…?」
頼子「当たり前じゃない!!」
早苗P「…俺は幸せになってもいいのか……」
158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/12(金) 20:00:32.83 ID:9JUJXRIn0
頼子「…おじさんってこんなに細かったっけ…」
早苗P「ううう…うあああああ……」
ボロボロ
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