20: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/11(木) 21:13:26.14 ID:MdyviBOs0
少なくともなだめられているのは分かった。
悔しくなって強く視線を返すが、それに反応はない。
しえな「ボクだってお前と同じ暗殺者だ」
はっきりとそう伝える。
兎角はしえなを一瞥し、一瞬暗殺者の目をした後にふっと顔を背けた。
兎角「分かってる。そろそろ行くよ」
時計を見れば昨日兎角が去って行ったのと同じ時間になっていた。
時間を気にして適当に切り上げられたのかと思うと腹立たしかったが、それが自分の現状だと思い知る。
去って行く兎角に声もかけられずに、ただ背中を見送る事しか出来なかった。
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