71: ◆P8QHpuxrAw[saga]
2014/12/14(日) 19:47:47.53 ID:18iRsMKw0
兎角「構わないけど……」
そう兎角が答えた時、しえなの中で胸が高鳴るのを自分でもしっかりと感じていた。
いつも平気で目を合わせて来るくせに今はしえなから少しだけ視線をずらしている。
平静を保とうとする不器用な仕草が可愛らしくて、しえなの心には罪悪感が湧き上がっていた。
しえな「時間は?」
兎角「もう少し、ある……」
もう一度感じた兎角の体温に、心が溢れそうになるのをしえなは必死で抑え込んでいた。
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