2: ◆S54RkZf7aI[saga]
2014/12/10(水) 23:26:42.02 ID:Rb1JQZqA0
誰も居ない音楽室で音を奏でる。
それが日課だった。
家に帰れば憂鬱だった。
3: ◆S54RkZf7aI[saga]
2014/12/10(水) 23:31:27.01 ID:Rb1JQZqA0
乙女心は変わりやすいとは言うけれど。
私のガチガチの心は変わりそうにない。
閉鎖された音楽室で今日も同じようにピアノを弾く。
4: ◆S54RkZf7aI[saga]
2014/12/10(水) 23:45:18.69 ID:Rb1JQZqA0
何度目かの放課後。
未だに私の寄ってくる人間は居ない。
むしろ私が遠ざけている。
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/10(水) 23:50:08.41 ID:iw/45E0MO
お、あなたか
新作ってことは前のやつ終わってたのか
期待してる
6: ◆S54RkZf7aI[saga]
2014/12/10(水) 23:52:44.17 ID:Rb1JQZqA0
ずかずかと私の空間に入り込んでくる、得意じゃないタイプ。
穂乃果「ねぇ、貴女歌上手いね!」
穂乃果「ピアノ弾けるって凄い!」
7: ◆S54RkZf7aI[saga]
2014/12/11(木) 00:01:46.06 ID:1UZqcyJc0
次の日から、少しだけ、ほんの少しだけ意識をするようになった。
なるべく考えないようにしている時点で、すでに考えていることからは逃げられない。
真姫「あぁ〜! もう!」
8: ◆S54RkZf7aI[saga]
2014/12/11(木) 00:08:09.83 ID:1UZqcyJc0
穂乃果「やっぱり歌上手いよ!」
当然でしょ。なんて謙虚じゃないかな。
穂乃果「それであのぉ〜」
9: ◆S54RkZf7aI[saga]
2014/12/11(木) 00:11:54.16 ID:1UZqcyJc0
真姫「ふぅん。でも……」
穂乃果「あ、そうだ腕立て伏せ出来る?」
真姫「いや出来ますけど……」
10: ◆S54RkZf7aI[saga]
2014/12/11(木) 00:18:34.52 ID:1UZqcyJc0
穂乃果「えへへ、難しいでしょー!」
なんで勝ち誇ってるのよ……くっ……
真姫「……アイドルと何の関係があるんですか?」
11: ◆S54RkZf7aI[saga]
2014/12/11(木) 00:23:35.23 ID:1UZqcyJc0
まぁ、それからしばらくして私もスクールアイドルになるんだけど……
凛「真姫ちゃん!」
花陽「真姫ちゃん!」
12: ◆S54RkZf7aI[saga]
2014/12/11(木) 00:27:48.48 ID:1UZqcyJc0
花陽「あはは、真姫ちゃん花陽の作ったおにぎり食べる?」
真姫「えぇ、ありがと」
花陽「あ……その代わり……」
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