32: ◆KCmxTWlQQg[saga]
2014/12/11(木) 16:41:38.49 ID:R5zKNomw0
大井「走ってる時にこけそうな感じがまるでしないわ……！」
潮「すごい……五月雨ちゃんすごい！」
夕立「夜戦でもあれくらいできれば……」
33: ◆KCmxTWlQQg[saga]
2014/12/11(木) 16:44:36.93 ID:R5zKNomw0
―ショッピングモール お外―
北上「うわ……もうすっかり真っ暗だね……」
大井「もう冬ですねぇ……」
34: ◆KCmxTWlQQg[saga]
2014/12/11(木) 16:47:19.92 ID:R5zKNomw0
女子高生Ａ「私もうこの辺でいいや」
女子高生Ｂ「えー？ そんな事言わないでさぁ、ほら、ここの近くのおいしいお店知ってるし、行こうよー」
女子高生Ｃ「え、マジ？ どんなお店？」
35: ◆KCmxTWlQQg[saga]
2014/12/11(木) 16:48:49.95 ID:R5zKNomw0
―夜 北上の部屋―
北上「……全身鏡の前、新しい服に身をつつんだ私……」
北上「慣れない匂いがするけど、いつか私の香りに染まって、それは気にならなくなるよね……」
36: ◆KCmxTWlQQg[saga]
2014/12/11(木) 16:51:14.80 ID:R5zKNomw0
大井「あ、北上さん……大井ですって、もうその服着たんですか！？ やっぱり似合いますね！ 選んだかいもありました！」
北上「うん、これいいね。あがってよ」
大井「お邪魔しまーす♪」
37: ◆KCmxTWlQQg[saga]
2014/12/11(木) 16:54:44.91 ID:R5zKNomw0
北上「……何かさぁ、今日の帰り、普通の女子高生の女の子たちが、何か楽しそうに話しててさ？」
大井「え？ ああ、そんな子たちもいましたね」
北上「それ見て、何かいいなぁって思っちゃってね」
38: ◆KCmxTWlQQg[saga]
2014/12/11(木) 16:59:16.87 ID:R5zKNomw0
大井「次も、その次も、またまたその次も……絶対、絶対に行きましょう？ 私達は艦娘として、安泰を命かけて守らなくちゃいけない。でも、今日で分かったと思います。だからといって……」
大井「……私達が戦う機械でいる必要はないんです」
北上「……大井っち」
39: ◆KCmxTWlQQg[saga]
2014/12/11(木) 17:01:20.35 ID:R5zKNomw0
北上「ショッピングとかだけじゃない。もっともっと平和になった世界とか、皆が仲良くしてる世界とか……そういう世界も見てみたいなぁって、何か今思ったんだ」
大井「……はい」
北上「そのためにも、大井っちと私の最強コンビで……明日も平和のために頑張ろう！」
40: ◆KCmxTWlQQg[saga]
2014/12/11(木) 17:03:35.24 ID:R5zKNomw0
―翌日 鎮守府―
提督「それでは、今日の総員の任務を確認する！ 北上、大井！」
大井「はーい」
41: ◆KCmxTWlQQg[saga]
2014/12/11(木) 17:05:25.34 ID:R5zKNomw0
―ある海域―
北上「ふぅ……さて、大井っち、用意はいい？」
大井「もちろん、北上さんと私が組めば……最強ですからね！」
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