5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/11(木) 17:50:11.87 ID:pTgsfhhR0
助けてしまった
我々の敵であるはずの深海棲艦を
助けだした深海棲艦は外傷もなく、呼吸も落ち着いている
私は取り合えず、この深海棲艦が目を覚ます前に逃げ出すべきか迷っていた
「今ここで逃げ出したら自分の命は助かる…が、コイツを放っておくと絶対面倒なことになる。かといって目を覚ましたあと私に何が出来る。やはり逃げるべきか。しかし、こんなものを放置して逃げるなど目覚めが悪すぎる…。いや、だが…」
堂々巡りの思考をしていたためなかなか行動に移せなかった
そんなことをしていたからだろう
私は深海棲艦が身じろぎしたのを見てしまった
深海棲艦はそのままゆっくりと体を起こし、目を開ける
伸びをしたあと辺りを見回し、こちらを見た
真っ赤な目と私の目が合わさった
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