過去ログ - 櫻子「あかりちゃんが、泣いてた」
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2014/12/11(木) 22:09:29.63 ID:5SZmKa2c0
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二人が泣き疲れる頃には、もうあたりは真っ暗になっていた。
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2014/12/11(木) 22:10:38.24 ID:5SZmKa2c0
〜
コンコン
向日葵「櫻子」ガチャ
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2014/12/11(木) 22:11:57.77 ID:5SZmKa2c0
向日葵「…………こんなことを言うのは恥ずかしいですけど、赤座さんは私に気を遣ってくれていたんですわ……」
櫻子「向日葵に……?」
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2014/12/11(木) 22:13:03.29 ID:5SZmKa2c0
櫻子は目を丸くして、泣きながら全てを伝える向日葵を見ていた。
急にこんなことを言われて、ただただ混乱するばかりだろう。いきなり舞い込んでくる事実と、それに対する対処もわからず、向日葵の手を握って聞くことしかできなかった。
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2014/12/11(木) 22:13:57.99 ID:5SZmKa2c0
突然チャイムが鳴った。
櫻子はすぐに玄関へ向かう。向日葵も泣き顔を整えて、玄関へ駆けて行った。
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2014/12/11(木) 22:14:34.88 ID:5SZmKa2c0
櫻子の肩を掴んで、あかねは強く言った。何事かと様子を見に来た撫子も花子も、泣きながら訴えるあかねに圧倒されていた。
向日葵「櫻子、赤座さんが……!」
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2014/12/11(木) 22:15:37.57 ID:5SZmKa2c0
〜
櫻子「あかりちゃん!!」バン
あかり「あっ……!!」
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2014/12/11(木) 22:16:29.92 ID:5SZmKa2c0
子供のように泣き続けるあかりに、櫻子は背中をぽんぽんと叩きながら、言って聞かせた。
櫻子「……良いんだよ。言って良いんだよ!」
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2014/12/11(木) 22:17:26.92 ID:5SZmKa2c0
櫻子「好きなものは、好きでいいんだよ……!」
櫻子「好きになっちゃいけないなんて、そんなの誰にも、ないんだよぉー!!///」ぽろぽろ
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2014/12/11(木) 22:18:19.07 ID:5SZmKa2c0
〜
櫻子ちゃんは、誰にでも優しくて。
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2014/12/11(木) 22:18:53.76 ID:5SZmKa2c0
そんな二人は、いつも意地を張り合っているけど
仲が良いからなんだって、すごい羨ましくて。
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