過去ログ - 双刀と呼ばれた僕と黒姫と呼ばれた彼女
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44: ◆bfYCBT6bFU[sage]
2014/12/14(日) 01:17:10.22 ID:Wt4UqMZv0
話を整えると、山賊王はこの町に身を潜めていた所、ミシェルの父ガズァックさんが、刀を奪った、と言う事だ。


にわか信じられない話だが、富豪が宝物を欲しがる、と言うのはよくある事だ。


僕は黒姫を背に、小一時間ほど掛けて豪邸に戻った、無論、山賊王も一緒だ。


老紳士「おぉ、我が娘!!帰ってきましたか!!………あぁ、やはり、貴方ですか」


開口一番、ガズァックさんが山賊王を睨んだ。


山賊王「おう糞爺、俺の刀、返しに来てやったぜ」


老紳士「抜かせ小僧、刀の振り方も分からぬ青二才に、我が宝刀を易々渡せるものか」


我が宝刀?と言う事は…………


老紳士「えぇ、元々『悪刀災厄・莫螺』は我が家宝なのです、しかしこの卑しき山賊が奪っていったのですよ」


そう言って山賊王を睨む、成程、やはり悪いのは山賊王、と言う事になるのか。


山賊王「馬鹿言うんじゃねぇ、それは元々、『俺の家』の物だ、『俺の親父』の物だ、返せよ、返してもらうよ」


……どう言う意味だ?




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