過去ログ - 双刀と呼ばれた僕と黒姫と呼ばれた彼女
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◆bfYCBT6bFU
[saga]
2014/12/11(木) 22:49:48.31 ID:c1IN6Vgw0
そう思っていた矢先、売り子のデイリが話しかけてきた。
売り子「あ、〔双刀〕くん、丁度良いところに!!あのさ、人探しの依頼なんだけど、頼まれてくれるかな?」
人探しの依頼、軽く言ってくれるが、あまり乗り気はしない。
売り子「ねえ、いいでしょ?君、【周囲のマナ】出来るんでしょ?」
そうは言うが、一日二日の行方不明の人間を見つけても、1万あたりが妥当の金額。
さっきもいったように、その場所へ足を運ぶのなら結果的に赤字となるのだ。
売り子「うーん……残念だな、せっかく報酬金は2000万なのに……」
――――――っ!?今なんと!!
売り子「ん?いや、その行方不明者、なんととある富豪の令嬢さんでね、二週間も前に消息不明、ここまで騒がれなかったのは富豪の主人が秘密にしてくれって言う話だから、競争倍率は10lも低いんだ!!」
やる!!やらせていただく!!これなら運賃代も支払ってもおつりがくる!!
売り子「運賃代も富豪持ちだよ?」
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