過去ログ - 弐大「こやつを鍛えろと?」腐川「命令なのよ…!」
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39: ◆z.6vDABEMI[saga]
2015/01/03(土) 17:47:07.31 ID:G+Bc8zkmO
◆遡ること、この日の朝


がしゃあんっ
どたっ


腐川「ひっ」

十神「違う…何度言ったら分かるんだ、この雑巾…」

十神「俺達の命運がかかっているんだぞ、腐川?3日後は近いんだ」

腐川「あ、その……すみま……」ふるふる

十神「若干不愉快だが……だが、決まったものは仕方がない。お前は俺を守れ。」

腐川「ひゃいぃぃぃ…守らせていただきます、守らせていただきますぅぅぅ……」

十神「だが今のお前では無理だ、むしろお前では無理だ」

腐川「なッ……」

十神「ふん……まぁ、握力があれば話は変わるだろう。せいぜい───」

十神「りんごを握って潰せる程度の握力がお前にあれば、話は変わっただろうな」

腐川「!」



この時───腐川は思った。
つまりこれはあたしに対する命令ッ!
そう!この3日でりんごを握って潰せる程の筋肉をつけてこいと言う意味ッ!
それがひいては、愛する白夜様を守るために使える筋肉になるッ!
わずかな会話の合間に彼女はそれを理解し……そして行動したッ!まさに黄金の精神の持ち主!



腐川「ずびばぜん白夜様ぁぁ!あたし、あたしっ、りんごもキティちゃんも握り潰せるようになって帰ってきますぅぅぅぅ!!」
ずたたたたたたた


十神「………これであの煩い声をしばらく聞かずに済む」

大和田「キティちゃん握りつぶしたらまずくねーか?」

朝日奈「そうだよ!動物虐待だよ!」

十神「煩い、黙れ」

朝日奈「……でも、絶対勝ちたいもんね」

十神「ああ、そうだ。俺が指揮するからには負けは許されん。十神の名にかけてな」


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