過去ログ - ケッコンカッコカリノカリ・他
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/12(金) 22:45:22.09 ID:PxnoRaKI0

1.ケッコンカッコカリノカリ

「ただいま〜」

横須賀鎮守府、宿舎の自分の部屋に入る。
俺しかいない部屋な訳で、俺以外の誰かがいればそれは大事なのだが、やはり帰ってきたらぼそりとでもただいまをいうのは俺の癖みたいなものだ、うん。
しかし…結婚か、そういや考えたことも無かった。
しかし俺もそろそろ30、結婚の一つぐらい考え初めてもいい年なのかもしれん。


話は数時間前…


「ところでだ、今回君を呼んだのは二つ、理由がある。一つ目は…君、ケッコンする気は無いか?」

「な、何かと思えば…確かに俺はそろそろ30だし、結婚も考えるべきかもしれませんが…第一海将の娘さんは…」

「馬鹿、誰が独身男性に既婚女性を紹介するんだ…艦娘人権法、は知って居るだろ?」

「あ、はい。艦娘にも人権、あるいは準人権なる物を与えて法律による保護・あるいは処罰を与えれるようにする、ですね?」

「艦娘人権法の成立、交付を世の中に知らしめるために、広告塔が必要なのだよ。艦娘と人間と同じように、恋愛し結婚する。というな」
「まさか艦娘に人権がある事を知らせるために艦娘を逮捕するわけには行かないだろう?」

「いや、おっしゃる事は分かりますが…」

「君は艦娘の信頼も厚いと聞く、どうだ?考えて見ては?まあ、君の人生に大きくかかわることだ、そういう選択肢もある。と言う事を覚えて置いてくれ」


回想終わり



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