1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/12(金) 22:54:26.98 ID:y+w9ev0bo
男「とりあえず>>2-6のお題を合体させたSSを書こう」
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/12(金) 22:54:56.96 ID:BGLxy98JO
ゴーゴン大公
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/12(金) 22:54:57.05 ID:LupCCv05O
鎧
4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/12(金) 22:55:10.24 ID:PKcD27gUO
女騎士
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/12(金) 22:55:14.39 ID:7UqW8Rvr0
ホモ
6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/12/12(金) 22:55:18.82 ID:f2giHoxGO
復讐
7: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/12(金) 23:23:17.09 ID:y+w9ev0bo
男「よう、久しぶりだな」
友「おう、2年ぶりくらいか」
男「景気はどうよ?」
8: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/12(金) 23:38:14.27 ID:y+w9ev0bo
〜公園〜
友「ハンバーガーだよ、さあお食べ」
友の下半身(虎)「がうがうがう」ムシャムシャ
9: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/12(金) 23:45:49.22 ID:y+w9ev0bo
友「とっくに1000は超えてる。その内ギネスに乗るんじゃないかって不安になるよ」
男「……大変だな、お前も。下半身が虎なんて世界でお前だけだろうしな」
友「下半身が虎なのは生まれつきだから仕方ないって割り切ってるけどさ……だからって、そこまで差別することないと思わないか?」
10: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/12(金) 23:53:24.04 ID:y+w9ev0bo
友の下半身(虎)「がるるる……」
男「……よしよし、お前は悪くない」ナデナデ
男「悪いのは下半身が虎だというだけでお前たちを差別する世の中さ」
11: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/13(土) 00:01:16.03 ID:iDABbk6Co
友「……いきなりだけどさ、自分が本当にこの世界で生まれたのか疑問に思ったことってあるか?」
男「なんだよ突然哲学めいたことを」
友「いやな……昔のアニメにマジンガーZってのがあってさ」
12: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/13(土) 00:05:30.45 ID:iDABbk6Co
男「……お前みたいに深刻に思ったことはないけど、俺もあるよ」
男「俺は実はこの世界の人間じゃなくて、違う世界の人間でさ」
男「その世界には魔法だのモンスターだのがじゃんじゃんあって」
13: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/13(土) 00:12:21.48 ID:iDABbk6Co
男「まあ俺のは妄想だけどさ……そういうことは誰しも思うもんじゃないか?」
男「自分には相応しい世界があるって」
友「そうなのかな……」
14: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/13(土) 00:19:53.99 ID:iDABbk6Co
友「……男」
友の下半身(虎)「……オトガゥ」
男「そこまでいったらオトコっていえよ」
15: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/13(土) 00:23:13.24 ID:iDABbk6Co
男「な、なんだ!?」
友「そ、空に裂け目が!?」
16: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/13(土) 00:28:22.73 ID:iDABbk6Co
男「鎧を身に纏った……」
友「下半身が虎の……」
友の下半身(虎)「女騎士……」
17: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/13(土) 00:35:01.14 ID:iDABbk6Co
女騎士「――というわけなのです」
男「マジかよ……こいつは異世界で生まれた人虎族という種族の王子で」
男「王位継承権を巡る陰謀で異世界に放り出されたってのか」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/12/13(土) 00:36:29.17 ID:YF/aBlrPo
へーそうなんだじゃあもう書くのやめなよ
19: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/13(土) 00:44:10.34 ID:iDABbk6Co
女騎士「とにかく、王子には我らと共に元の世界に帰り、王位を継いで貰わねばなりませぬ」
友「……で、でも陰謀に巻き込まれたんだろ、俺? 帰って大丈夫なのか?」
女騎士の下半身(虎)「ご安心ください、王子に仇なした不埒な輩は我らが一人残らず無残に復讐――もとい粛清いたしましたので!」
20: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/13(土) 00:53:17.48 ID:iDABbk6Co
男「そうか、寂しくなるな……」
友「この世界も悪くないけど、俺には帰る場所があるみたいなんだ」
友「そこじゃ、俺みたいにみんな下半身が虎みたいだしな」
21: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/13(土) 00:57:14.50 ID:iDABbk6Co
友「……最後に、1つ教えてくれないか」
男「何をだよ?」
友「なんでお前は、俺に優しくしてくれたんだ?」
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