7: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/12(金) 23:23:17.09 ID:y+w9ev0bo
男「よう、久しぶりだな」
友「おう、2年ぶりくらいか」
男「景気はどうよ?」
8: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/12(金) 23:38:14.27 ID:y+w9ev0bo
〜公園〜
友「ハンバーガーだよ、さあお食べ」
友の下半身(虎)「がうがうがう」ムシャムシャ
9: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/12(金) 23:45:49.22 ID:y+w9ev0bo
友「とっくに1000は超えてる。その内ギネスに乗るんじゃないかって不安になるよ」
男「……大変だな、お前も。下半身が虎なんて世界でお前だけだろうしな」
友「下半身が虎なのは生まれつきだから仕方ないって割り切ってるけどさ……だからって、そこまで差別することないと思わないか?」
10: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/12(金) 23:53:24.04 ID:y+w9ev0bo
友の下半身(虎)「がるるる……」
男「……よしよし、お前は悪くない」ナデナデ
男「悪いのは下半身が虎だというだけでお前たちを差別する世の中さ」
11: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/13(土) 00:01:16.03 ID:iDABbk6Co
友「……いきなりだけどさ、自分が本当にこの世界で生まれたのか疑問に思ったことってあるか?」
男「なんだよ突然哲学めいたことを」
友「いやな……昔のアニメにマジンガーZってのがあってさ」
12: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/13(土) 00:05:30.45 ID:iDABbk6Co
男「……お前みたいに深刻に思ったことはないけど、俺もあるよ」
男「俺は実はこの世界の人間じゃなくて、違う世界の人間でさ」
男「その世界には魔法だのモンスターだのがじゃんじゃんあって」
13: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/13(土) 00:12:21.48 ID:iDABbk6Co
男「まあ俺のは妄想だけどさ……そういうことは誰しも思うもんじゃないか?」
男「自分には相応しい世界があるって」
友「そうなのかな……」
14: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/13(土) 00:19:53.99 ID:iDABbk6Co
友「……男」
友の下半身(虎)「……オトガゥ」
男「そこまでいったらオトコっていえよ」
15: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/13(土) 00:23:13.24 ID:iDABbk6Co
男「な、なんだ!?」
友「そ、空に裂け目が!?」
16: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/13(土) 00:28:22.73 ID:iDABbk6Co
男「鎧を身に纏った……」
友「下半身が虎の……」
友の下半身(虎)「女騎士……」
17: ◆J/aIdp3nuQ[saga]
2014/12/13(土) 00:35:01.14 ID:iDABbk6Co
女騎士「――というわけなのです」
男「マジかよ……こいつは異世界で生まれた人虎族という種族の王子で」
男「王位継承権を巡る陰謀で異世界に放り出されたってのか」
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