10: ◆FLVUV.9phY[saga]
2014/12/13(土) 15:37:21.23 ID:d32EPYEGo
あぁ、なんてタノシイノ!
戦いは好きだった。だって余計なことを考えなくてもいいから。
そして、辺りが銃弾でボロボロになってようやくと、結界に変化が訪れた。
「全く、遅いわよ。でもいいわ、丁度気分が乗ってきたところだもの」
そして、毛玉のような魔女と相対する。
「ハチの巣にして、ア・ゲ・ル♪」
蔓のようにうねる髪が私を狙い向かってくるが、その動きは全て私の射線の延長上だ。
「間抜けな毛玉はどちらかしら?」
銃弾が魔女の肉を弾く音が木霊する。あぁ、タノシイ、本っ当にタノシイナァ。
のたくり、床を転がりながら逃げようとする魔女。でも、私は逃がさない。
このまま弾が無くなるまで打ち続ければ私の勝ちだろう。だけれど、それじゃあつまらない。
だから私は一旦手を止めて、サブマシンガンを盾へとしまい込んだ。
「んふっ、ふふふふっ、んふふ」
鼻歌交じりに武器を物色している私をよそに魔女は好機と見たのか髪を触手のようにのばして一気に襲いかかってきた、
がそれに向かってピンを抜いた手榴弾を投げつけてやる。
数は三つだ、取りあえず三つ。
後ろへと大きく跳躍。髪束を回避しつつ盾の中から追加の武装を選び出す。
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