過去ログ - 【艦これ】勇者「僕がキミを守るよ、春雨」 春雨「勇者さん……」
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43: ◆ATK1PCranA[saga]
2014/12/15(月) 19:45:23.98 ID:lLHXlzZD0
今度はあっちから近づいてきた。余裕で回避。

勇者「たあっ!」ザンッ!

すれ違いざまに一閃。敵の主砲を破壊することに成功。これで少しは勝率があがるはずだ。

エラー娘『相変わらずそれを使っているときのキミはチートだな。でも、あとどれくらい持つのかな?私の見立てでは三十秒くらいだが』カキカキ

勇者「うるさい!」バッ

そう、エラー娘の言うとおり、僕がこの状態を維持できるのは長くても残り三十秒弱だ。それまでに決着を着けなければならない。

勇者(やるしか、ないか……!)

僕は一か所に留まって足踏みを始めた。たぶん、傍から見れば止まっているようにしか見えないはずだ。

これを好機と見て、レ級が一直線上に近づいてくる。あの構えは、また貫手を狙っているんだろう。

勇者(集中だ、集中しろ……)

そしてついに、レ級が僕の攻撃範囲内に入った。

勇者「う、らあっ!」

僕はまずレ級の右肩、つまり支点を貫いた。限界まで伸ばしていたレ級の右腕が吹っ飛ぶ。

さらにそこから横に一閃。流石の回避力で斬り裂けはしなかったが、それでも深手を負わせた。

そしてラスト。斜めに交差するような斬撃を二回。渾身の力を込めた突きを胸に一回。

レ級は体をボロボロに引き裂かれ、胸を貫かれたまま死亡した。最後まで、好戦的な笑みを浮かべたまま。


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