過去ログ - 【艦これ】勇者「僕がキミを守るよ、春雨」 春雨「勇者さん……」
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9: ◆ATK1PCranA[saga]
2014/12/13(土) 18:21:33.85 ID:un33q1On0
あの日春雨に鎮守府へ連れて行ったもらった後、僕はこの世界のことをもっと詳しく春雨に訊いた。

それでどうにか、この世界が僕のいた世界と別の世界だということが呑み込めた後、僕はこの一ヵ月間その鎮守府で元の世界に帰るための情報集めと、この世界の勉強をしていた。

情報収集の結果わかったことは、どうやら僕と共に旅をし、僕をこの世界に飛ばした張本人である賢者さんが、この世界で恐れられている『エラー娘』という存在であるらしいということだけだ。

それ以外のヒントは特に見つからなかったが、それでもエラー娘を探し出すという目標が出来ただけでも幸いだった。

とりあえず一通りの情報収集と勉強が終わったら、エラー娘を探し出す旅に出ると言ったら、提督が

提督『それならうちの奴らを何人か連れて行っていいぜ。春雨とか』

と言ってくれた(その後提督は夕立さんに『うちにそんな余裕はないってのに、何考えてるっぽい!』と怒られていたが)。

そう言ってもらえたからには、ご厚意に甘えようと思って五人――――つまり約一艦隊分の艦娘を旅に同行させてもらうことにした。

で、そのメンバーが――――

春雨「それじゃあ行きましょうか、勇者さん」

高雄「私も頑張ります!」

瑞鶴「はあ、仕方ないわね」

陸奥「お姉さんに任せておきなさい?」

榛名「榛名は大丈夫です!」

――――この五人だ。

ちなみに選んだのは僕じゃない。提督だ。

何だか鎮守府内で割と問題児扱いされてる人たちが集まってるような気がしなくもないけど、たぶん気のせいだろう、うん。というかそう思っていないとやってられない。

勇者「えーっと、それじゃあ『エラー娘捜索部隊』、出撃するよ!」

艦娘’s「おー!」

こうして僕の二度目の大冒険の幕は上がった。


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