過去ログ - 仕事を辞めた俺は超自然現象対策室に再就職した五章 -SS速報VIP

過去ログ - 仕事を辞めた俺は超自然現象対策室に再就職した五章

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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/13(土) 21:22:06.58 ID:EgZ0KddG0
昼休みが終わり、午後の授業が始まった時だった。

ーー混乱は伝染し、更なる混乱を呼ぶ。

以下略

7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/13(土) 21:25:28.67 ID:EgZ0KddG0
明日は臨時休校。

そんな事件があって、突如学年集会が開かれる。

以下略

8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/13(土) 21:28:11.22 ID:EgZ0KddG0
「ーーこんにちは」
「こんにちは」

重い足取りで自転車を漕ぎ、家へ帰って来た時。

以下略

9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/13(土) 21:30:50.70 ID:EgZ0KddG0
依然として、俺は暗闇の中に閉じ込められている。

答えの出ない永遠の問いの様に、底無しの沼の様に深いと思われるそれ。

光は見えない。

以下略

10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/13(土) 21:35:02.66 ID:EgZ0KddG0
休みが明けてからは特にこれといった依頼もなく、俺達は平和に過ごしていた。

「ーー警察から依頼が入りました」

しかし、そんな束の間の平和は突然入って来た一報により崩される事となる。

以下略

11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/13(土) 21:40:10.57 ID:EgZ0KddG0
「ーーはい… 今回の現象は、いつにも増して厄介なものかもしれません」

厄介な現象…

以下略

12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/13(土) 21:45:44.50 ID:EgZ0KddG0
「ーー事の発端は東京、渋谷で起きたとの事です。
警察から本部に送られた状況報告によれば…
深夜の交差点で、突如一人の男性が何かに取り憑かれたかの様に歌い出したそうです。
それを耳にした他の数人がパニックを起こし…
小規模ではありますが、いわゆる集団パニックになったと。

以下略

13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/13(土) 21:49:28.87 ID:EgZ0KddG0
命に別状がないならまだましだが、しかしこのままではいずれ国中が混乱の渦中に飲み込まれるだろう。

「ーーそして、加えて先程警察の方から直々に報告がありました」
「それって、お姉ーー」

以下略

14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/13(土) 21:53:31.06 ID:EgZ0KddG0
俺の母校でもある、桜子が通う高校。とあるクラスで授業中に集団パニックが起こった。

その事が桜子から告げられた。

「ーーそうか… 大丈夫か？桜子」

以下略

15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/13(土) 21:56:26.56 ID:EgZ0KddG0
「ーー歌を消す。なんてできないよな」
「そうですね… 不特定多数の人に記憶されてしまいましたから」
「伝染された人の記憶を消す…なんてできないし、そんな事をいちいちしていても根本からどうにかしないと意味はないわね。
いたちごっこね」

以下略

16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/12/13(土) 21:59:57.69 ID:EgZ0KddG0
ゴクリ。

雪子が一つ生唾を飲み込んだ音が静かに響き渡る。

以下略

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